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住み替えをご検討される方が一番お悩みになるのは、「どのような順番で住み替えるか」ということだと思います。今いる家に住みつつ新居を探すか、それとも今の家を売却してから新居を探すか等、手数料や資金面含め色々な問題を考えなければなりません。
ただ、そのようなときも「とりあえず急いで売却したいから、不動産会社に買い取りしてもらおう」とすぐに決めてしまうのはもったいない話です。ローンが残っている中での買い換えの際には、即時買取はありがたく感じますが、安価での売却になってしまいます。
築浅マンションなど人気物件の場合、市場に出したらすぐに売れる可能性があります。そこで今回は「ローンがある中での住み替え」で損をしない方法をご案内します。
■ローン残債がある状態で住み替えしたいとき、どんな方法がある?
(1)「フラット35」をご利用される場合
ご売却前に新規物件購入が可能です(各種要件有り)。
【先に購入される場合のメリット】
空き家の状態でご売却が可能です。
内覧対応の手間が省けるので、ストレスもなく、また売れやすくなります。
【先に購入される場合のデメリット】
万一、ご売却が上手くいかない場合、2重ローンの状態が続きます。
こちらの方法を選ばれる場合、ローン残債と、厳しめで精度の高い売却査定、手持ち資金という3つの要素のバランスが重要になります。
(2)不動産会社が買取する場合
【メリット】
ほぼ確実に売却が完了します。仮に住宅ローンの残債よりも売却金額が下回った場合、不足金額を買い替え時の住宅ローンに上乗せしやすくなります。
【デメリット】
市場で売却するよりも、かなり安い値段での買取となります。
(3)先に市場で売却を試み、賃貸に住みながら家探しをする場合
【メリット】
市場価格でご売却が可能になります。
【デメリット】
引っ越し・家賃などの費用や労力がかかります。また、引っ越しが済んでいないときに内覧希望があった場合の対応が必要になります。
このように、住み替えといっても色々な方法が考えられます。仮に市場価格で売却できれば、新居購入の資金が潤沢になりますから、検討する価値はあるはずです。
■売却するのに手数料はどのくらい必要?
不動産売却に関しては、以下の費用が必要となります。
・登記費用(抵当権抹消費用等)
・仲介手数料
また、金融機関によっては、上記に加えてローンを一括返済される場合の手数料をお支払いする必要があるかもしれません。火災保険の解約返戻金が戻ってくる場合がありますので、こちらは要確認ですね。
このように、住み替えをご検討の場合、まず売却と決めてしまう前に一度ご相談いただければと思います。不動産は一つとして同じものはありません。弊社では、お客様のご要望を汲んで最適な方法を提案させて頂きます。